最終更新日 1998/06/22

2010/11/21 日曜日 07:30:51 JST
木材の変形実験

目的
 これは木材が膨張、収縮する性質を実感する実験です。


 上の杉板は穴から抜けません。切っても接着してもいません。どうやって通したのでしょう? 材料
  
杉板を100mm×30mmに切断。間を細く加工 通す板は6mmベニヤ板に20mmで穴をあけます


変形用金具です。20mmの角パイプを半分に切断

実際の様子
まず杉板をお湯に20分ほどつけます

  
金具で杉板をはさみ、万力で締めます。1、2日ほど置いて乾燥させます
   
乾燥すると戻りません。収縮した状態で穴を通しお湯につけます。するとみるみる膨張


なんと元通りに戻り、抜けなくなってしまいました
 
実際の様子
 最初に元通りにして通した材を渡し、どうやって通したか考えてごらん?と投げかけると すごく、不思議に思うようです。切ってもいない、接着剤も使ってない??と班ごとに議論し合ってました。
 そこから実験をスタートするとより驚きがあっていいと思います。

参考資料
 小林造形堂(長野県・松本市)での資料より ここから教材化された物が販売されてます
 〒399-0014 松本市平田東3-36-5 tel 0263-58-2439/fax 0263-58-2937
 


 投稿者  長野県原村立原中学校・村松浩幸
最終更新日 ( 2010/11/27 土曜日 12:07:30 JST )

 

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