登録2005年12月28日


一瞬で合計が出来る表を使って,友達をびっくりさせて,あなたも暗算博士になろう

左記のような表が1から4まであったとして
それぞれの縦の合計を一瞬のうちにいい当てることが出来る表です。
これであたたも暗算博士になれます。

 

まず1から4までのそれぞれの合計を考えてみましょう。

どこかにその答と同じ数字が隠れていませんか。

判った人は次の問題をしてみましょう。

1と2を合体して2桁の数字の合計としてみましょう。

 

39+12+34+69の合計になると思います。

さて、これも上の原理を使ってすぐに合計を出してみてください。

その原理が判るとどの表の組み合わせでも簡単に合計を出すことができます。

また、4本を合わせて、4桁の合計の暗算も簡単に出せるでしょう。

1の表の数字をa・x・y・bと置きかえて式を作ってみると

 

xは答えの十の位の数字でyは答えの1の位になったいるので

式は
a+x+y+b=10x+y
となる。

式をxの式にまとめると
x+a+b=10x・・・・・・・・・式1

x=(a+b)/9 ・・・・・・・・・式2

よって、xを整数にするためには9の倍数になるように(a+b)を決めればよい。

また、yの値は上記の式2にはyの値がないので何でも良いことになる。
式1からもa+x+bは必ず桁上がりする10の倍数になるので0+yとなりこれまた何でもよいことになる。

投稿者:愛知県刈谷工業高校 児島高徳  

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