最終更新日 2005/11/30
ねらい
かんながけは、繊維の方向を考え決定する必要がある。この時、どの場所の繊維方向を確認する必要があるか、そのポインの決め方を学習させる。 |
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教具の製作方法及び指導方法
・板の木目模様を上のように書いておく。最上部を色画用紙で覆い、テープで軽く止めておく。
・木目を書いた後に、3色の画用紙で覆いをしておく。 |
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最上段の図において、板の上面をけずるにはどの方向から削るといいだろうか。 左から右?左から右? 早合点の生徒は、左から右と言ってしまう。 水色のテープをはがしてみると、繊維方向が変わっている。この場合の、正解は右か ら左である(下段左の図)。 では、切削方向を決定するには、3枚の紙テープのうちどの色のテープをはがしてみ るといいでしょう(下段右の図)と生徒に質問する。 この学習により、かんな掛けを行う場合に、何処に注目してかんな掛けの方向を決定 すると良いかが理解できる。
繊維の方向とかんな掛けの方向の学習を行った後に実施する授業である。生徒は、 かんな掛けの方向の決め方については理解しているが、実際の板を前にした場合に きちんとその方向を見極めることができない生徒もいる。実際の作業(応用)に入る前に、この辺を押さえておきたい |
これら教材は田口研究室のHP「教材・教具コーナー」で紹介しています
投稿者:熊本大学教育学部 田口浩継
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