最終更新日 2005/11/30
ねらい
のこぎり引きを行う場合には、のこぎりを引くときに力をいれ、のこの刃渡りいっぱいを使って引くことが大切である。のこぎり引きの際の刃の働き及びのこぎり引きの仕方を視覚的に捉えさせる。 |
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教具の製作方法及び指導方法 | |||
1、透明なファイルケースの両端に穴を開けて、アクリル板を差し込む。 |
2、前面下部に板材と中央部に仕切り板としてプラスチックダンボールをつける。 |
3、裏面は、B.B弾をため込める形態にする。
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注)下の部分はB.B弾が裏側に通るくらいの隙間を開けておく。 注)のこくず(B.B弾)は、前後で循環できるようにする |
新学習指導要領の中で、「技術とものづくり」においては、①材料に適した加工法 を知ること。②工具や機器を適切に使い、製作品の部品加工、組立て及び仕上げができることとある。そこで基本的な工具の中でも、特に、頻繁に使用するのこ ぎりについての使用方法及びその働きを知ることは大変重要といえる。 本教材は、のこぎりの使用方法及びのこの刃の働きを説明するためのものである。 まず、最初にのこぎり引きをするときには引くときに力を入れて切断することを指導する。実際に刃の模型を見ても、押した時ではなく引いた時に切れるような刃のつくりをしていることがわかる。 また、ただ力任せに小刻みにのこを引くのではなく、のこの刃渡りを一杯に使って引くとより効率よく切削できることも指導する。本教材では、B.B弾をの こくずに見立て、実際にのこを引いたときにのこくずが出て切削している様子を、のこぎり、B.B弾、板材の模型を用い、視覚的に捉えることができるように した。 本教材は、のこぎりの引き方を知識として理解させるばかりでなく、実際の刃の働きを頭の中でイメージして、生徒自らが考えることができるものである |
これら教材は田口研究室のHP「教材・教具コーナー」で紹介しています
投稿者:熊本大学教育学部 田口浩継
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