第2回 中学・高校情報教育交流研究会
―プログラミングを中心とした高校「情報科」と中学校「技術科」の実践交流―
ロボコン委員会は,日本産業技術教育学会という技術教育の学会の研究委員会です。本会では,今年1月に高校「情報科」と中学校「技術科」の実践交流会を開催しました。
中学校では情報に関する技術を技術・家庭科技術分野(技術科)で学びます。技術科の新学習指導要領では,情報通信ネットワーク技術に関する学習事項が深まり,プログラムによる計測と制御の内容が必修化されました。また,高校も今年度から新教育課程が始まり,中学校で技術科を学んだ子どもたちが「社会と情報」・「情報の科学」を学ぶことになります。こうした状況を踏まえ,情報分野の学習について中学校と高校との連携を考えることは重要な課題だと考えられます。
そこで,本会では情報を教える先生方の中高連携の一助になればと,第2回として「中学・高校情報教育交流研究会」を企画しました。ぜひ多くの先生方にご参加いただき,ご議論いただければと思います。先生方のご参加を心よりお待ちしております。
日時 : 平成26(2014)年1月12日(日)10:50~16:20
会場 : 工学院大学新宿キャンパス A0514教室
アクセスマップ
東京都新宿区西新宿1-24-2
「新宿」駅西口より徒歩2分
主催 : 日本産業技術教育学会・ロボコン委員会
協力 : 情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
参加費 : 無料
対象 : 情報教育関係の中・高等学校・大学の教職員,大学の学生
定員 : 80名(定員に達し次第,参加受付を締め切ります)
プログラム
10:20- 受付開始
10:50-11:00 開会挨拶・プロジェクトの趣旨・概要説明
11:00-12:30 中学校技術科・高等学校情報科の実践発表
(1)技術的概念の獲得を目指したガイダンス学習の実践
佐藤正直(東京都・板橋区立赤塚第三中学校教諭)
(2)ArduBlockの実践
新村彰英(東京都・板橋区立上板橋第二中学校教諭)
(3)制御の概念を形成させるための教材開発
紺谷正樹(北海道・美唄市立東中学校教諭)
(4)身近な製品のプログラムをフローチャートで考える
川俣 純(茨城県・つくば市立竹園東中学校教諭)
(5)Squeak e-Toysの活用
谷川佳隆(千葉県立船橋芝山高等学校教諭)
(6)アンプラグドのアルゴリズム学習
間辺広樹(神奈川県立柏陽高等学校教諭)
12:30-13:40 休憩
13:40-15:00 教材・実践屋台 プログラムや計測・制御等の教材体験
※発表教材のデモを行い,参加者に体験していただく時間です。
15:00-16:15 パネルディスカッション
情報の学習を通しての中学校と高校の連携の模索
司会
村松浩幸(信州大学教育学部教授)
提案
紅林秀治(静岡大学教育学部教授)
小林道夫(神奈川大学附属中・高等学校教諭)
神藤健朗(東京都市大学付属中学校・高等学校教諭)
16:15-16:20 閉会挨拶
問合せ先
○村松浩幸(信州大学教育学部准教授)
〒380-8544 長野市西長野6のロ 信州大学教育学部
E-mail:muramatu@shinshu-u.ac.jp(アットマークは半角)
URL:http://www.mura-lab.info/
申し込み先
○情報コミュニケーション教育研究会事務局
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-1 記録映画社ビル4階
E-mail:icte@icte.net(アットマークは半角) URL:http://www.icte.net/
FAX:03-3389-4395
Webでのお申し込みはこちらから http://www.icte.net/seminar/detail/181.php
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