門田和雄 :暮らしを支える「ねじ」のひみつ,サイエンス・アイ(2009)

タイトル通り,私たちの暮らしや社会を支える「ねじ」について,その規格,働き,歴史,流通,原理,製造まで俯瞰してくれる本である。私も本書を読んで「ねじの業界紙」の存在や「ねじ」緩みについての技術開発や未解明の話など,初めて知ったことも多い。たかが「ねじ」,されど「ねじ」。「産業の塩」とよばれる「ねじ」についての様々な知見は,生徒達だけでなく,先生方の「ねじ」に対する見方を大きく変えてくれると思われる。


投稿者:村松浩幸(信州大学)

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