目的
 電気抵抗の導入としてボリュームでミニ扇風機の風力の調整実験をします。同時にいろいろな所で使われているボリュームの仕組みも知ります。
材料
 ボリューム(100Ω以下)ミニ扇風機、電池(3V)、ミノ虫コード 
方法
 写真のように配線をしてボリュームを回していくと抵抗値により回転速度が変わります。抵抗が少なければ強風、高くなるにつれそよ風、停止と変化していきます
 ボリュームの抵抗値が低ければ低いほどミニ扇風機の回転する範囲が広くなるのでより分かりやすくなります。

 

   

ポイント
ボリュームのどの位置になった時に速く回り、どうなると遅くなるのかを観察させます。また教科書などでボリュームの仕組みなどを説明するといいでしょう。 回しやすいようにツマミもつけておくと回転量もはっきりしてより使いやすいです。端子にコードを半田付けしておけば途中はずれるなどのミスもなくなりま す。
材料の入手先
 教材屋さんではkΩ単位は扱っていますが、100Ωなどの低抵抗の物は見つかりにくいでしょう。専門のパーツやさんか、トランジスター技術などで通信販売を利用すると入手できます。

投稿者:村松浩幸(信州大学)

 

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