2011/09/08


 

 少々遠方で実技講座を担当することになり、ハンダごての台が必要になった。
 購入すると高価だし、軽くて持ち運びに便利なものと考えていたら、その辺にころがっていた電気工事用の金属パイプの切れ端が目についた。

 これを切断し、一方の端を万力で押しつぶし、穴を空け、木の台にとりつけたら、こて台ができた。とても重宝している。
(ただし、30W以下のこて用で、家の55Wのこては入らなかった!)

【材料】
 ・金属パイプ(電気工事用が安い)外径19mm(内径17mm) 長さ120mm
 ・木片 150×80 厚さ12mm (かまぼこ板でも代用可)
 ・M3サラネジ 長さ20mm
 ・M3平ワッシャー
 ・M3ナット

【製作方法】
 (1)金属パイプの端から20mmの部分を万力でつぶす。
 (2)つぶれた部分の端から10mmの部分に3.2~3.5mmのドリルで穴をあける。
 (3)再度万力につぶれた部分を加えて、片側に30度ほど曲げておく。
 (4)木片の端から15mmのところに3.2~3.5mmのドリルで穴をあける。片面の穴はサラっておく。
 (5)サラった穴がある方が底になる。こちらからサラネジを入れて、固定する。

 


投稿者:おぎのかずとし(京都)

 

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