2014/02/14
製作した回路基板を並べて提出させる掲示型ボードの活用です。
エネルギー変換の授業において,市販教材を用いて以下のような実験・実習をしました。
(1)直流回路を作ってソーラーパネルで発電させLEDで直流電流を確認する。
(2)交流回路を作ってダイナモで発電させLEDで交流電流を確認する。
(3)整流回路を作ってダイナモで発電させ,交流が直流っぽくなっているのを確認する。
昨年までは,ハンダ付けにのみ集中して勝手に(3)まで進めてしまい理論は理解していないまま遊び出す生徒が後を絶たなかったので,今回は班ごとに進めさせました。
実験(1)が班全員終われば黒板のカードを次に進め,実験(2)のワークシートをもらう,という形で行うと,何とまあ,教え合い学習が勝手に始まりました。時々黒板を見ては他の班の進捗状況を気にして早く終わらせようとします。「なんでこんな光り方をするのかな」と問いかけながら机間巡視すると,全員がそれなりに「直流だから」とか「電気の流れが一定だから」とかそれなりに答えることができました。
提出は突貫工事で作った「見せる収納」の壁掲示にしました。基板を並べる板には,作品が落ちにくいように溝を彫っています。
他のクラスのハンダ付けを確認しながら自分のハンダ付けをやり直すなど自主的により綺麗にハンダ付けをしようとする生徒が増えました。欠席者も一目瞭然です。
投稿者:辻さやか(福岡)
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