1 使用材料
- 空き缶でつくった蒸気タービン
- ガスバーナー
- 点火銃
- ストロボ
2 実験方法
- タービンのパイプ部分に適当な量の水を入れる。
- ガスバーナーに火をつけてタービンを加熱する。
- パイプから水蒸気が噴出するまで待つ。
- タービンが回り始めたら回転数を測定する。
- パイプの長さの異なるタービンで同様の実験を行い、パイプの長さとタービンの回転数の関係を調べる。
3 注意事項
- パイプからは熱水が出ることがあるので「やけど」に注意する。
- ガスバーナーの取り扱いに注意し、加熱時以外は点火しない。
- 回転数が目で追えなくなったら、ストロボを用いて測定を行う。
ヘロンの蒸気タービン
紀元前の古代ギリシャ人は、これと似た装置をすでに考え出していました。「汽力球」とも呼ばれるこの装置は、球の両端から反対方向に水蒸気を噴出させ、球を回転させるものです。蒸気機関の先駆的なものといえるでしょう。
投稿者:門田和雄(東京工業大学附属科学技術高等学校)
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