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売られているものではないのですけど,いろいろ組み合わせて安定して栽培できるようになってきたので公開します。

うちの学校でも何かしら栽培しないとというわけで選んだのが,カイワレ大根スプラウト,ところが教科書に書いてある方法や,種の裏に説明されている方法で栽培するとわかりますが,どうしても水が濁り,においが気になってきます。スーパーで売られているものでも同じなのですが,どうしてもキッチンペーパーなどがぬれたまま放置せざるをえないことが雑菌繁殖の原因となります。

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そこで,市販のスプラウト栽培容器が上下別になることを参考に,2つの深さの異なる使い捨て容器を組み合わせてみました。そこの浅い方の容器にきりで150個ほど穴をあけさせて,その上に種が落ちないように三角コーナーの水切りネットを底の大きさに切り,しいた上で種を敷き詰めます。あとは水を種の半分までつけて発芽を待ち,根が伸びたら水位を根の部分だけまで下げて頻繁に水を交換します。はっきり言ってスーパーのものの方が根が黒くなっていてくさいです。

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遮光は,プラスチックケースの中にスプラウトの容器を全班分入れて,上から段ボールをかぶせるだけ,4日程度遮光したのが写真のまっすぐ伸びたスプラウトです。根もしっかりはって,あとは間接光を当てるだけになります。

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7月か9月に実践すれば,1週間で栽培が完結します。これ以上の簡単栽培はないでしょう。根の観察もできて,根毛がびっしりでビックリするぐらいです。

★容器の型番や,段ボールの大きさなど写真に入れておきますので試したいかたはぜひ!

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投稿者: 川俣 純(茨城・中学校)

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