養液栽培で落花生栽培に挑戦してみました。落花生は千葉の特産物であり、土中で結実するという面白い植物です。

 アメリカなどでは既に10~20年前より落花生の養液栽培の研究成果があげられています。現在,多くの国で養液栽培による野菜等の出荷は増加しており,これから更に研究開発が進められる分野ではないかと思われます。

 授業では,いったい土を使わない場合,どのように工夫すれば良いのか。中1の生徒たちと考えながら実のできる条件を探りました。

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 結果的には,光を遮ることと水分が必要であるということがわかりました。しかし,落花生は強い光を必要とするため,屋内で育てる場合は場所を選ばなければいけないと思いました。それから,夏の室内は乾燥するためハダニ等の発生にも気配りが必要です。まだ色々な課題が残されていますが,今後は,照度計や自動温度計測器など用いて、より多くの収量を得るためのデータがとれれば良いなと考えております。


投稿者:安田京巳(千葉県)

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