東京には生物育成専門の研究会があります。今年で10年になりますが、袋ダイコン栽培コンテストをやっています。「栽培記録部門」「収量部部門」で競い合っています。
ダイコンはミニトマト栽培コンテストで使った24㍑の培養土の袋をそのまま使用しています。代替1キロから3㎏の大根が収穫できます。栽培のポイントは3つあります。①東京ですと9月10日までに種をまく。(15日以降の播種では1㎏以下の大根になりがちです)②3粒蒔きで、間引き1回、追肥2回をおこなう。(追肥が多すぎても少なすぎてもだめで、生徒には見本の大根と同じサイズになるように1回7gをめどに与えます。トマトを作った後なので土のコンディションが毎年違います。追肥が少ないと葉が育たないし、多いと葉ぼけがおき根が肥大しません)③防虫ネットをはり病害虫防除に努める(本当は3週目ほどではずすそうですが本校では5週目にはずしています。)右端の写真が生徒の大根です。2㎏近くありました。
今年は、次年度に向けトマトと大根をどこまで小さな鉢で育てられるか始めてみました。14リットルの培養土袋9号菊鉢8号菊鉢7号菊鉢それぞれに新しい培養土と、使い古した培養土を使ってみました。結果14㍑袋新しい培養土では根長45㎝重量2.7㎏、7号菊鉢新しい土では根長40㎝重量1.6㎏、古い土は葉が縮んででしまう病気になりましたので小さかったですが、8号鉢では土が古いものも新しいものもほとんどかわりません根長40㎝重量1.6㎏でした。
来年は局所施肥で5号鉢まで小さなものでトマトと大根を育ててみる予定です。局所施肥に詳しいかたおりましたら教えて下さい。よろしくお願いいたします。
投稿者:松本誠之(東京)
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