2013/03/06

 


先日函館に行ってきたのだけれど、そのとき宿泊した旅館に「T-パズル」というのが置いてあっておもしろかった。教材研究として製作してみる。
 

 このパズル自体はネットで検索してみるといっぱい出てきて、多くの人が知っている物だと言うことが分かる。
 ※例えば,マグネットシートを使った例がこちら。また、作者不詳で1903年の紅茶の広告で使ったのがもっとも古いと言われているそうなので、著作権も考える必要はなさそう。
 物置に積んであった材を使うことにして、まずは帯のこで薄板に切り出す。
  

 すべて25mm幅を基本として、花子で設計図を書いて実物大の型紙を作って作業を進める。
  

 続いて留め(45度)に切るわけだけれど、今度は長さも合わせなくてはならないので一回でうまく切る必要がある。
まあ、ベルトサンダーで仕上げることを考えて少し長めに切ればいいかもしれないが2回やり直すほどの余裕はない。
 45度の切断を2回やってから、一番難しいのはこの部分でしょう。目的や課題は持たせやすいが、初めてののこぎり引きでやらせることのできる内容ではないかしら。

  
  

 サンダーで仕上げた後、今回はSAKURAの水性自然塗料で塗装。先日サンプルを送ってもらった物だけれど扱いやすくていい塗料だった。

  

 


Tーパズルの型紙作りました。材料をさらに無駄なく使えるようにしてみました。 Tパズルの型紙(村松)


投稿者:有賀 大(長野) ※型紙:村松浩幸(信州大学)

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